こんにちは。
健香庵の藤森です。
腰の重だるさは“姿勢”だけの問題じゃないというお話し
朝、布団から起き上がると腰が重くて真っ直ぐ立てない。
洗面所で前かがみになるたびにズシッと痛む。
家事の途中で何度も腰に手を当てて、ため息をつく。
そんな毎日を「姿勢が悪いから」「年齢のせいかな」と自分に言い聞かせていませんか?
でも実は、腰の重だるさや慢性腰痛は姿勢だけでは説明できない体の奥からのサインなのです。
東洋医学からみる腰痛の原因
東洋医学では、腰は「腎」の働きと深い関わりがあると言われています。
腎が弱ると体の熱を保てず、冷えや腰のだるさとして現れるんですよね。
また、胃腸の働きを担う「脾(ひ)」が疲れると、
体の中に“余分な水分”がたまり、むくみや腰の重さにつながってしまいます。
・腰の重さ=冷えからくる腎の弱り
・腰の張り=脾(胃腸)の疲れによる巡りの滞り
・下半身のだるさ=冷えと水分代謝の乱れ
つまり、腰痛は筋肉のこりではなく、内臓や巡りのバランスの乱れから始まっているのです。

腰痛改善のためにできること
実際に施術を受けた方からは、こんな変化が見られています。
⭕️「お腹が柔らかくなって、腰の重さが軽くなった」
⭕️「足先までポカポカして、動きたくなる体になった」
⭕️「トイレの回数が増えて、むくみが取れた」
凝りや腰痛は一度で取れるものではありません。
ミルフィーユの薄皮を剥ぐように、少しずつ緩めていくことで、体は確実に変わっていきます。
腰を整えることは、“動ける自分”を取り戻すこと。
それが、明日の軽やかさにつながります。
あ
あなたの体を守れるのは、今のあなたです
青森は最低気温がますます下がり、3度前後になってきました。
つい先日、白鳥の群れが空を渡っていくほど🦢
本格的な冬の気配が近づくこの時期、腰の違和感をそのままにしておくのはとても危険です。
冷えた体は想像以上に硬くなり、雪かきが引き金となって、毎年ぎっくり腰や急性腰痛を起こす方が増えていきます。
痛みが出てからでは、動くことすら辛くなる。
だからこそ「まだ大丈夫」と思える今のうちに、しっかり緩めておくことが大切です。
それが、この冬を安全に、軽やかに過ごすための一番の腰痛予防になります。
この時期は、夏に溜まった疲れと冷えが重なり、ぎっくり腰のリスクが高まります。
あ
✅朝起きたとき腰が伸びない
✅冷えた夜に腰が重く感じる
✅座り仕事のあと立ち上がると痛みが出る
あ
そんな症状がある方は、要注意です。
今のうちに腰痛ケアを始めておくことが、冬の冷えや雪かきによる負担を防ぐ最善の対策です。
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