こんにちは
健香庵(けんこうあん)の藤森です。
お雛様は女の子の一生のお守り
もうすぐひな祭りですが、
『節目に穢れを祓い、大切な人の健康と幸せを願う』
という意味があることはご存じですか?
(早く結婚しなさいって言う意味じゃないんです)
節供は陰陽思想の「陽」と「陽」が重なる日。
転じて「陰」になります。「陰」の力が強すぎるのは良くないとし、
○薬草を吊す、食す→3月3日は桃
○水に流す、禊ぎ→水辺の儀式
○供物を捧げてお下がりを頂く→ひなあられ、ちらし寿司、白酒
ひな祭りの元は水辺の儀式で中国の「上巳節(じょうしせつ)」に由来します。
◎上巳=三月上旬の十二支でいう「巳の日」に行っていました
この頃のひな祭りは流すものでした。
☝️邪気や病気の穢れを流し、病気を予防しようと言う考えです。
これが日本に遣唐使によって伝来。
安土桃山時代には「雛祭り」として「飾るもの」へ変化します。
(鳥取ではまだ水に流しているようです)
この時はまだ飾るだけではなく一緒に遊んでいましたけどね...
遊び方も時代によって変化しました。
✅ひな合わせ
→My お雛様を友達と自慢し合う
(リカちゃん人形で遊ぶ、ような)
✅ひなの使い
→知り合い、親戚宅へお土産を持ってお雛様と一緒に行く
(初めてのお使いみたいな)
✅ひなの国見せ
→原っぱ、野山、海辺へ行ってお雛様に春の様子を見せてあげる
(ピクニックのようなもの)
食べ物も持っていき、この時生まれたのが「ひなあられ」
など。
食べ物にも、桃の花にも意味がありますが、続きは次回(いつになるかわからない「次回」…お店で‼︎)
ひな祭りも時代・年代によって随分変わりました。
あなたのお体も20代と比べて30代、40代、50代と良くも悪くも何かが加わり変化します。
いつまでも若い気持ちでいることはとーーーーーっても大切です。
この気持ちを維持するためには、体が強張っていては無理があるというもの。
年齢とともに加わって良いものは“味”ではないでしょうか。
これは意図してわざわざ手を加えないとでないものです。
動けない体からはあなたの思いとは裏腹に疲れ切った“味”が滲みだしていませんか?
「楽しくて美味しくて甘くて苦い、20代が焦がれるような存在になってもいいんだよ」
と、師匠から教わりました。
【どう年を重ねるか】
意図して手を加えるメンテナンスをしているからこそ、体も気持ちも『いい感じ』で整えられるからこそヴィンテージ感の“味”が出ると思うのです。
今からでも間に合います。
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