こんにちは。
健香庵の藤森です。

最近、「とにかく眠い」「朝がつらい」「体が重い」
そんな声が本当に増えています。

青森では先日みぞれが降り、最低気温は2度。
あっという間に秋が終わり、体はもう“冬のモード”に切り替わろうとしています。

眠い・だるいのは怠けではなく、自然な反応

東洋医学では、冬は「腎(じん)」の季節。
腎はエネルギーを蓄える働きを持ち、寒さが強まるこの時期は、体が“守り”に入ります。
つまり、眠気やだるさは、体が「今は動くより、休んで蓄えたい」と言っているサイン。
ただ、その蓄える力がうまく働かないと、眠っても疲れが取れない、体が冷える、気分が重くなるなどの不調が出てきます。

東洋医学からみる“冬の眠り”

眠りを司るのは「心(しん)」と「腎(じん)」。
心は血と精神の安定を、腎はエネルギーの蓄えを担当しています。
この2つがしっかりつながっていると、夜は自然に眠くなり、朝にはスッと目覚められるんです。
でも、冷えや疲れで腎が弱ると、眠りが浅くなったり、朝まで眠ってもだるさが抜けなくなります。

心の乱れ → 不安・夢が多い・浅い眠り
腎の弱り → 冷え・だるさ・朝の重さ

眠気は“休みたいサイン”ですが、眠っても疲れが取れないのは、体が緊張して巡りが滞っている証拠です。

眠りは「心」と「腎」のバランスで決まります。
長引く暑さや急な冷えでこの2つが乱れると、不安・浅い眠り・夜中の目覚めが起こりやすくなります。
肺・肝・脾の働きも関わり、体の巡りが滞ることで眠りの質が低下します。

整えるとどう変わるの?

施術を受けた方からは、こんな声をいただいています。

☑︎「夜ぐっすり眠れて、朝が軽くなった」

☑︎「体がポカポカして、動くのが楽になった」

☑︎「だるさが抜けて、やる気が戻ってきた」

眠りは“体の整い具合”を映す鏡のようなもの。巡りを整えることで、深く眠れる体に変わっていきます。

あなたの体を整える季節のタイミング

無理に動こうとせず、「眠い」「休みたい」という体の声を素直に受け取ってみましょう。
眠る力が戻ると、朝の目覚めが変わり、心も体も自然と動けるようになります。
今の“眠気”は、体が冬を乗り越えるためのチャンス。
上手に整えて、まだまだ先ですが春を軽やかに迎える準備をしていきませんか?

 

 

 

 

❄️季節のひとこと
青森は朝晩の冷え込みが強く、日照時間も短くなりました。
日中との温度差で自律神経が乱れやすく、
「眠い・だるい・冷える」が重なりやすい季節です。この時期の体は、春や夏とは別のリズムで動いています。
今は、“溜める力”を育てるとき。
体をゆるめ、呼吸を深くし、温かくして眠ることが、
冬の元気を支える大切な準備になります。

 

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